職務経歴書の書き方

職務経歴書とは

職務経歴書は、履歴書では伝えきれない「ご自身の経験やスキル」を説明する重要な書類です。書類選考に通過するには、職種やポジションに合わせて「アピールポイント」を伝えなければなりません。
経歴や勤務先情報を記載するのではなく、「具体的な業務経験」や「実績」をしっかりと記入し、人事担当者の目に留まり、興味を惹くような工夫をしましょう。

5つのポイント

POINT

面接を想定して、質問される内容、企業側が求めることを記載しましょう。

POINT

内容を簡潔にまとめて、A4サイズ・2~3枚を目安にしましょう。

POINT

応募企業で活かせる経験を強調し、「見出し」や「箇条書き」などの工夫をしましょう。

POINT

書体(明朝体が好ましい)やサイズを揃えるなど、「読みやすさ」を意識しましょう。

POINT

企業側の立場で読み返して、文章構成や誤字脱字のチェックをしましょう。

記載内容

日付

  • 提出する日に近い日付(前日~1週間)を記載しましょう。

職歴要約

  • どのような会社・部署で何をしていたのか、経験やキャリアをできるだけ簡潔に。
  • アピールしたい内容があればこの欄にわかりやすく記載しましょう。

経験した主な業務

  • 古いものを一番上に、時系列に記載するのが一般的ですが、直近の職歴を強調したい場合は、最新の職歴から書いてもかまいません。ご自身のキャリアや応募企業の職種に合わせて判断しましょう。
  • 職歴や配属先、業務内容ごとに区切ります。同じ会社でも部署異動があった場合や肩書が変わった場合などは分けて記載し、部署や肩書別に業務内容、実績などを明記したほうが人事担当者に伝わり、面接時にも説明しやすくなります。
  • 入・退職年、勤務期間など間違いがないか慎重にチェックしましょう。
  • 職務経歴書に退職理由や転職理由を記載する必要はありませんが、面接時に聞かれることがあるので明記してもかまいません。

資格・スキル

  • 資格・スキルは箇条書きに、資格は正式な資格名と取得年月日を記載しましょう。
  • スキルについては、今まで経験してきた内容をできるだけ多く記載しましょう。管理職の場合、マネージメントスキルやマネージメントしてきた規模、売り場であれば接客や在庫管理もスキルに入ります。

自己PR

  • 応募企業の志望動機や業務内容に関する経験、即戦力となることなどをアピールしましょう。
  • 経験年数が少ない際は、仕事に対する意欲や熱意を強調しましょう。
  • 全体のバランスを考えて空白を少なく、ほとんどが自己PRでもかまいません。