〜PCS/EMS/BMSから市場取引APIまでを対象に、2026年9月よりサービス提供開始〜
株式会社アスリテラ(本社:東京都千代田区、代表取締役:山口直樹)は、台湾の蓄電池メーカーSEGL ENERGY、および株式会社ブロードバンドセキュリティ(BBSec)と共同で、系統用蓄電所(BESS)に特化したサイバーセキュリティ診断事業を開始します。蓄電所のPCS・EMS・BMSに加え、市場取引APIまでを対象とした専門診断メニューの提供は業界初です(2026年8月現在、当社調べ)。2026年9月より順次提供します。
■ 背景
再生可能エネルギーの主力電源化に伴い、系統用蓄電所は需給の調整力として急速に普及しています。蓄電所を構成するPCS・EMS・BMSはネットワークやJEPX等の市場システムと連携するため、一般的なIT機器とは異なる専門的なセキュリティ対策が求められます。
2025年5月には資源エネルギー庁・IPAが「ERABに関するサイバーセキュリティガイドラインVer3.0」を公表しました。IoT機器のラベリング制度「JC-STAR」も、2027年4月以降に高圧系統へ新規接続する設備への適合が求められる方向で整備が進み、2027年10月以降は対象拡大が予定されています。こうした制度変化を背景に、蓄電所特有の構成を理解した専門診断・監視へのニーズが高まっています。
■ 提供サービス(5種をワンストップで提供)
- セキュリティアセスメント:ERABガイドライン準拠状況・体制・運用・リスクを評価
- 脆弱性診断:PCS・EMS・BMSおよび市場取引APIを含む構成の脆弱性を体系的に洗い出し
- ペネトレーションテスト:攻撃者視点でセキュリティ対策の実効性を検証
- セキュリティ監視:24時間365日体制で異常兆候を早期検知
- セキュリティ評価報告書:対策状況を専門的に評価。投資家評価・社内リスク評価にも活用可能
■ 連携体制
- 株式会社アスリテラ:SEGL ENERGYの日本総代理店として、国内窓口・事業者調整・販売チャネル整備を担当
- SEGL ENERGY(台湾):PCS・EMS・BMSの技術仕様・システム構成に関する知見を提供
- 株式会社ブロードバンドセキュリティ:診断メニュー全体を技術的に実施し、診断基準・監視体制・報告を統括
※評価の実施および判定はBBSecが独立して行います。
■ 提供時期・対象
- 提供開始:2026年9月より順次(アセスメント・脆弱性診断・監視から開始し、ペネトレーションテスト・評価報告書へ拡大)
- 対象:系統用蓄電所オーナー・SPC・アグリゲーター(特定卸供給事業者)、金融機関・投資家・蓄電所運営事業者 等
- 提供地域:日本国内
■ 会社概要
- 株式会社アスリテラ:環境・エネルギー分野を中心に事業を展開。ポータブル電源の企画・設計・メンテナンスのほか、台湾SEGL ENERGYの定置型・産業用・系統用蓄電池の日本総代理店として、国内で蓄電システムの普及を推進。
- SEGL ENERGY:2014年に台湾で設立。蓄電池パック・蓄電システムの開発・製造・販売を手掛け、商用・産業用・コンテナ型まで幅広いソリューションを展開。
- BBSec:2000年創業のトータルセキュリティ・サービスプロバイダー。可視化・診断から事故対応、24時間365日運用までフルラインアップで提供。

